新年を迎えはや半月
年とともに日が経つのを早く感じます
今年もよろしくお願いいたします
先日とある知人から朝早くに一報が
「彼、今朝逝ってしもうたよ…」
信じられないまさかの訃報の電話でした
日頃のその「彼」からは想像もできない早い死に何とも言葉が無く
思い返せば一昨年の震災復興ライブイベントが彼と会った最後にな
ってしまいました
2日後通夜に参列させて頂いたが、変わり果てた彼の姿はそれでも
穏やかで、今にも「お〜、寝とったっちゃ」なんて声を聞けそうなくらい
だった。長い闘病生活を戦って来た人には思えないくらい…
私と彼との出会いは、師 倫典氏を介して
乗り込みの付オペで初めてお世話になった時からあれこれと要望を聞いて
いただき、それ以来回を重ねるたびに嫌な顔一つせずいつもお手伝い頂いた
振り返れば彼の機嫌の悪い顔を見た記憶が無い(合わせて酒豪のイメージしかない)
それが一昨年のイベントで一滴も口にせずドヨ〜ンとソファーに横たわり
具合悪そうにしていたのを今でも鮮明に覚えている
あのとき既に手の施しようが無いくらい病魔が彼の体を蝕んでいたのだろう
今となっては「もっと早くに…」「ああしていれば…」と悔やまれるのだが
言葉は適切ではないが…
運命と言葉をかりるなら50年と言うごくごく短い一生を力一杯生き抜いた
彼の人生だったのかもしれない
ただ、やはりあまりにも早すぎる!
生あるうちにもう一度だけでも会って他愛も無い話をしたかった
亡くなる寸前までギター人生に命を注いだ彼にエールを送らせて頂こう
ありがとう